幸せということ

マイケルジャクソンの曲はスリラーとWE ARE THE WORLD位しか知らないし亡くなったからといって改めて聞く気にもならないのですが、彼の生き様には様々な想いが交錯します。
黒人であることが周知の事実であるのに敢えて白くなったりしたのは、白かろうが黒かろうが自分は自分であるのだと、肌の色や外見で人を判断している間は、本当に美しいものは見えないのだと伝えたかったのでは、とも思います。
整形で白くなっても『白人』になれる訳ではないことはマイケル自身よくわかっていたのでは?と思います。というより、もとより白人になる気なんてさらさらなかったのでは?と思います。
だからといって『黒人』に固執していた訳でもないと思います。
散々自分と向き合った挙げ句、結局自分は自分であることを悟り、自分が何者であろうと社会的に立場の弱い存在の味方になってあげたかった人なのでは、と思います。
世間にどう思われても自分なりのやり方で自分の信じる道を歩こうとした人だったのではないのかな、と思います。
結局、彼は彼なりに幸せだったと思います。
どの様な外見に生まれついても、どの様な環境に育っても、自分が持って生まれた能力を遺憾なく発揮する(それを使命と言うのだと思いますが)ために、悩んだり、克服するための努力をする姿勢はとても美しいと思います。
綺麗ごとだけでは物事片付けられないのも事実ですが、それを受け容れて乗り越えるために、進み続けようとすることが何より大切なのだと思います。
自分の能力がわからなくても、自分に与えられたことを真剣に取り組んでいる姿も美しいと思います。
勿論、周囲の理解を得られず、バカにされたり、バッシングをうけることだってあります。
それでも、どんなに小さくても希望の光を見いだして、自分を信じて前に進もうとする姿勢はとても美しいと思います。
それができることが幸せというのだと思います。

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