新幹線は日本の誇りだと思います

院長

とにかく、仕事が楽しいんです!

院長 堀部 尊人

こんにちは、京都市北区の歯科医院のほりべ歯科クリニック、院長の堀部です。

 

先日、新幹線内で事件がありました。

脳科学者の茂木健一郎さんが書かれた記事をシェアさせて頂きます。

本当にこの通りだと私も思います。

 

 

新幹線の驚異

昨日、新幹線の中で自分に火をつけた人は、精神のバランスを崩していたんだろうけど、こんな事件だけは起こしてほしくなかった。それだけ、新幹線はわたしたち日本人にとっての集大成であり、誇りであり、生活の足で、その根底を揺るがすようなことだけはしてほしくなかった。

仕事で、新幹線に月に何回か乗る。一番多い時には、週に4回、東京と関西の間を往復したことがあった。新幹線は、本当にありがたい。数分前に行っても切符が買え(ぼくは携帯のナントカというのはまだやっていない)、それから弁当と飲み物を買い、席に座ると時刻通りに走りだす。

定時運行が当たり前で、2分くらい遅れただけで、「本日はお急ぎのところ遅れて誠にもうしわけありません」とお詫びのアナウンスが流れる。こちらがもうしわけないほどだ。最近は外国からの旅行者も多く、みな、日本の驚異、ブレット・トレイン、新幹線を心から楽しみしている。

パリとロンドンを結ぶユーロスターに時々乗るが、とても新幹線のような快適さからは程遠い。国境を超えるからパスポートチェックは仕方がないとして、手荷物検査があり、さらに「30分前にはチェックインしろ」と言われる。チェックインって、そんな大げさな! 新幹線はもっと凄いぞ!

東京オリンピックに向けて、ますます日本の誇りとしての輝きを増していくだろう新幹線。たった一人の、精神のバランスを崩した人が、その根底を揺るがしてしまった。亡くなった方には申し訳ないが、これは犯罪であり、日本人の感情としては許せない行為である。なんでそんなことをあなたはしたのだ?!

この機会に、新幹線の驚異を成り立たせているもの(おそらく、それは日本にとって最も大切なものだ)を振り返り、それが今回のような事件で損なわれないように、いろいろと工夫していきたいものだと思う。2020年の東京オリンピックへのお客さんを、素晴らしい新幹線のシステムで迎えたい。

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