年齢は単なる数字
そこにあるのは「愛」
院長 堀部 尊人
僕の家は小学校の前にある。
朝から校門の前で何やら叫んでいる人がいるもんで、なんだろ、っ
「写真撮影は、お式の後におねがいします!
時間が押しています!ご協力ください!お願いします!」
と、職員が叫んでいるわけです。
その目の前、本当に、3m前で、入学式の看板を前に校門で親子で
「時間が押しています!」
遅刻してるわけですよ。
いや、まだかもしれないけど、少なくとも余裕はないわけですよ。
だから、写真は後にしてくれ、って言ってる。
いや、「お願い」してる。
無視なんですよ。
その本人の目の前で、ぶっちぎりで写真撮ってるわけです。
子供達「学校のルールって守らなくていいものなんだ・・・」
って思うよ。そりゃ、思う。
目の前でお願いされてもぶっちぎりだもん。
ひどいなあ・・・って思ってた。
でも、それを無関係な人間だから、って注意できない自分もいるわ
そこに、ふらっとおじいさんがやってきて、
「お願いまでしてるんだから、いい加減にしなさい!」
って一喝してくださった。
よく見る人なんでご近所の方だと思う。
見かねてでてきたのかな・・・
で、それ見て感動してた僕に「ルールを守ることはまず教えてあげ
っていう。
だから「そうですよねぇ、そうい事ちゃんと教えてあげないといけ
みたいな事言ったのです。僕は。
そしたらさ、おじいさんが、
「親っていってもね、まだ若い。嬉しくてしょうがないんだね。
今まで育ててきた苦労だとか、色んな事、思い出して、
大きくなったなあ、立派になったなぁ・・って、
もう胸いっぱいでよく分かんなくなっちゃうんだろうね、涙目だ
だから、悪気はないんだよね。
俺みたいなオヤジが、生きてるうちに、そういう時、ちゃんと言
もーれつに感動したのです。
かっこいい!
僕にあったのは、「憤り」
おじいさんにあったのは、「愛」なのです。
ああいうオヤジになりたい。
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