年齢は単なる数字
一澤帆布が大変なことになってます。
院長 堀部 尊人
こんにちは。京都府京都市の歯医者、北区の歯科医院、ほりべ歯科クリニックの院長の堀部です。
京都の方なら、ご存知の方がほとんどのこの出来事。
京都に「一澤帆布」という有名なお店があります。主にかばんなどの布製品を製造販売されているお店です。
遺産をめぐる兄弟間の争いが起こりました。
これまで25年間、一澤帆布は三男の信三郎さんが経営してこられました。ところが、お父さんである信夫さんの死後、これまで全く一澤帆布の経営に関わってこなかった長男の信太郎さんが、信三郎さんが持つ遺言状とは別の遺言状を持って現れました。
信三郎さんの持つ遺言状は巻紙に毛筆、実印が押してあります。一方、兄の信太郎さんが持ってきた遺言状は、市販の便箋にボールペンで書いたもの、印鑑も「一澤」ではなく「一沢」だそうです。
裁判所は、兄の「?」な遺言状を認めてしまいました。
その後、信三郎さんは強行に行われた株主総会で社長を解任されてしまいました。しかし、職人さんたちは全員信三郎さんについていくことを決心されました。
そして、新たなブランド「信三郎帆布」を立ち上げました。場所は仮店舗ですが、東大路通りを挟んで一澤帆布のあった場所の向かい側に。
現在、信太郎さんのものになった「一澤帆布」は、職人がいないため、かばんを作ることができず、閉店状態です。
信三郎さんの「信三郎帆布」は連日大盛況で、生産が全く追いついていないそうです。
実はこの前の水曜日、信三郎帆布に行ってきました。平日です。朝の10時過ぎです。
「商品は全て完売しました」と、店員から説明が・・・
えーーー?
信三郎帆布の仮店舗です。
現在の一澤帆布です。
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