年齢は単なる数字
ころもだけ、変えりゃいいんだ
院長 堀部 尊人
こんにちは。ほりべ歯科クリニック、院長の堀部です。
よく読ませて頂いているブログに、ハッとすることが書かれていました。
以下がその文章です。
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活発な議論を行える「大人の組織」にしたいと思っている。そのときに大切になるのは、「何でも言える」ということ。しかし、ルールがある。
「相手を否定しない」こと。
ただしこれにも深い理解が必要だ。
「キミの意見には、違和感を感じる。同意できない。」と反論されたとしよう。これは、「自分」を否定されたのではない。「自分の意見」を否定されたのだ。
同じく、「キミの話し方には、優しさが無いように思う」と指摘されたとしよう。これも同じだ。自分を否定されたのではない。自分が身にまとっている、「衣」を指摘されたのだ。
コミュニケーションなんて、後天的に身についたもの、意識次第でどうにでも変化させられる。英会話などは最たる例だ。英語を話せるようになったから、その人の性格が変わるか?気質が変わるか?答えはNOだ。コミュニケーションの「衣」を変えるくらいで、その人の気質が変わるはずもない。
だから、言う。
コミュニケーションについては、そのスキルを上げておく方がよっぽど、賢明だ。無人島で、一生孤独な生活を送ると決めた人以外は。
天ぷらの中身、海老の部分については、否定をしない。自由を認め、個性を認め、その海老らしくいることに自信を持てばよい。しかし、衣の部分は、変更可能だ。だから、美味しい天ぷらになるように工夫をしたらよい。周りから「ちょっと、ベタベタしているわよ」と指摘を受けても素直に受け止めればよい。変える権利も、変えない権利もある。
生きている中で起こる全てのことは、自分が決めたことだ。周りのせいにしても、仕方がない。実は、最終的には自分の意思決定が、今の自分をこの場所に立たせているのだから。
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自分が、自分らしくいることに、自信をもてばよい。
ただ、自分がまとっているころもは、自分には見えにくいのかもしれない。
周囲の人のほうがよく見えているのなら、素直になったほうが、より良いころもを、手に入れることができる。
えびはそのまま。ころもだけ変化。目の前の人の、ころもは否定しても、えびは否定しない。
「他人は自分を映し出す鏡」という言葉は、他人が自分のころもを、教えてくれる、ということなのかもしれませんね。
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